理想の学校
今日は、学校や塾などの教育機関について考えてみましょう。
まず、公立の中学校や高校はダメです。教員諸君のレベルが低いので、生徒諸君が学力を高めることができません。若い人によく言うのですが、学校というのは教師にメシを食わせるために存在するのであって、生徒のための機関ではないのです。では、どうして学校がよくならないかと言えば、質の悪い教員をクビにできないからです。民間企業であれば、消費者に受け入れられない製品を作っている会社は、やがて倒産によって世の中から消えます。毎年毎年、工夫のかけらもない、ただ黒板の前でガ~ガ~しゃべっているだけの授業もどきを垂れ流すような教師は世の中から消えるべきですが、これがうまいこと定年まで勤務して年金をいただくわけです。公立学校に必要なものは、まず生徒・保護者・管理職による「評価」であり、評価の悪い者は給料を減らしたりクビにしていかなければなりません。そして、優れた人材を入れていかなければなりません。競争原理が必要なのです。
しかし、教育の場合は、競争原理100%では弊害が生じます。ここが難しいところです。民間の塾や予備校は、競争原理が働きますから、公立の学校よりも教え方のうまい教師がいる確率が高いといえます。しかし、金儲け第一主義のところは、生徒の学力を伸ばすことよりも、生徒を集めることに奔走します。その結果、「生徒にじっくり考えさせるよりも、すぐに答がわかるような教え方」をし、「生徒の誤った考え方を叱るのではなく、生徒の考えにあわせる」ようになります。生徒に厳しいことを言うよりも、彼らに迎合したほうが生徒が集まりますし、人間の世界は子供から年寄りまで、80~90%はバカなので、バカに合わせた指導をするうちに、全体のレベルが下がってしまいます。
私の考える理想の教育機関とは次のようなものです。 莫大な資産を持ち、若者の教育をよくしたいという強い気持ちを持った老人が、私財を投じて塾を作ります。塾の運営資金、講師への給料は全て、この資産を元にした基金でまかなわれますので、この塾は営利を目的とする必要がありません。そして、教員は、この老人が「眼力」で選びます。生徒からの評価が悪い者をクビにするのは言うまでもありません。
競争原理が機能しつつも、生徒の学力向上を願い、営利目的第一ではないところ、それが理想の教育機関です。
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