どうして大学に行くのか? (若い人たちへ1)
今日から、「若い人たちへ」というカテゴリーで、いくつか文章を書いてみたいと思います。中学生~高校生、または大学生、若い社会人の方に身近なテーマについて、簡潔にお話します。
第1回の今日は、「どうして大学に行くのか?」というテーマです。
みなさんの中には、なんとなく大学に行くような雰囲気だからといって、自分の将来のことをあまり考えることなく受験勉強をしている人や、すでに大学生になってしまった人がいるでしょう。
この問題を考えるには、「大卒の人」と「高卒の人」の違いを見ればよいのです。
いま、ある会社の社員2人を考えます。Aさんは高卒で入社、Bさんは大卒で入社し、年齢は同じで、仕事の能力もほぼ同じとしましょう。この二人の違いはどこに現れるでしょうか? それは、いまやっている仕事を、より上の次元から考えられるかどうかという点に現れます。高卒のAさんは、目の前の仕事を一生懸命にやりますが、「その仕事は実は必要ないのではないか?」という発想が浮かびません。与えられたことを疑いもせずやるだけです。これに対して、大卒のBさんは、「もしかするとこの仕事は必要のないもので、他にやるべきことがあるのではないか」と考えることができます。
この差は、大学4年間に、仕事と直接関係のない勉強をしたことによって生まれるものです。人から言われたことをやるだけの仕事に満足できないと思う人は、大学に行くべきです。
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