2009年2月21日 (土)

就職面接必勝法(若い人たちへ5)

世はたいへんな不景気ということで、仕事の面接をたくさん受けたのに、なかなか採用されないという若い人も多いようです。そこで今日は、就職のコツを考えてみましょう。

私はHP上に「モテない男論」というコーナーを持ち、モテない男の特徴を考察しているのですが、モテない男がなぜ振られるのかといえば、突き詰めて言えば、「ぼくと付き合ってください、お願いします」という必死さがうざったいからです。

「付き合ってください」と言うのはいいけど、それはあなたの都合でしょ?いったい私のどこがよくて付き合いたいと思うのよ?...女性にこういうふうに思われたらダメですね。

就職の面接においても、「ぼくは何とかこの会社に入りたいんです。お願いします。もう何社も何社も断られているんで、何とかお願いします」という必死さは、企業からみると、実にうざったいですね。だって、それはあなたの都合でしょ? と言われたらどう答えるのでしょうか?それに、就職面接のときから、下手に出ていたら、企業に足元を見られてしまい、コキ使われるだけですよ。

若者は、日々、自分の能力を高める努力をしましょう。そして、就職の面接では、「ご縁があったらうれしいです」といった態度で、礼儀をわきまえつつも、デ~ンと構えておけばいいのです。

また、不採用が続いたからといって、自分を責めたり自分を低く見る必要は全くありません。企業の担当者の中にも、人を見る目がない者がいるのですし、男女の縁と同じで、どんなに素晴らしい人でも、あらゆる異性と相性がいいわけではありません。自分を責める暇があったら、自分の能力を高める努力をしましょう。

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2009年1月 4日 (日)

励まされるようでは三流(若い人たちへ4)

1月になると受験シーズンということで、予備校などでは、「不安な受験生をなぐさめる」という不毛の行為が繰り広げられております。例えば、「この前のセンター模試の結果が悪くて、このままではとうてい受かりそうにありません。どうしたらいいでしょうか~~」などと言って、予備校の講師室で、講師に泣きついたりする生徒がいるわけです。(見苦しいですな)これに対して、講師のほうも、「今までやってきたことをやれば大丈夫!」とか「大学に入ってからやりたいことをイメージしてごらん、強く願うことはきっとかなうよ!」などと、歯の浮くようなセリフを連発して、生徒をなぐさめるのに必死であります。

これらは、全く馬鹿げたやり取りと言わざるを得ません。真に学力のある者は、少々模試で失敗したところで合格しますし、学力のない者は落ちるのです。学力のない者が、いくら合格したいと願ったところで、通るわけがありません。

私は予備校の仕事を長年やっていますが、生徒を励ましたことは一度もありません。「人から励まされてやる気を出すような人間は三流です」といつも言っております。このセリフのおかげで、生徒諸君も私に励ましをもらいにくることがないので、楽です。(笑)人間たるもの、安きに流れてはきりがありません。自分の周りが全員「敵」であっても、これらを全て撃滅して前進する精神力を養いましょう。強い精神力を養うには、独力で困難を乗り越える経験が不可欠です。受験はそのために絶好の場なのですから、クサレ予備校講師なんぞに頼らず、黙々と勉強して突撃しましょう。

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2009年1月 3日 (土)

政治の目的(若い人たちへ3)

私がよく予備校の教室でよく言うセリフに、「学校・塾・予備校は、生徒のためにあるのではなく、教師や職員がメシを食うためにある」というのがあります。生徒諸君が、莫大な時間を学校で過ごしながらもたいして学力がつかないのは、「学校の授業を受ければ学力がつく」という幻想にとらわれているからです。生徒自身が熱心に勉強しなければ学力は身につきません。「授業」は、教師に給料を払うために儀式的に存在するものです。職員室で何もせずにボケーっとしている人間に給料を払うと、さすがに世間からの批判が大きいでしょうから、「授業をちゃんとしてますよ~」というポーズだけしておれば、給料を払う仕組みになっているのです。

予備校や塾に入ってからしばらくしてから、「最初の説明と違う。だまされた!」と不満を言う生徒さんがいます。最初は親切なことを言っていたのに、よくしてくれないと言うのです。しかし、これは本人の自己責任というべきでしょう。人間誰しも、最初はいいことを言うものです。酒飲みのギャンブル狂いのオヤジだって、結婚する前は、「お前を幸せにする」と言って結婚したのでしょう。(笑)予備校や塾の説明会で、「うちの塾はよくないよ」と説明するところはありません。世の中みんなそうなのです。ですから、大切なことは、物事の本質を見極める目を養うことです。人間は、大きなウソをつくとき、必ず表情や動作にそれが表れますから、そこを見分けられるようにしましょう。

いわゆる政治不信というものも、「最初の説明と違う、だまされた」と嘆く人と同じです。政治は何のためにあるかといえば、政治家がメシを食うために存在するのであって、国民のために存在するのではないのです。ですから、政治に期待をするのはやめ、自分の実力を高めてゼニを稼ぎ、どんな乱世でも生き抜ける強い人間になることが大切です。

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2008年12月23日 (火)

悩むのは時間の浪費 (若い人たちへ2)

大人が若い人にするアドバイス(のようなもの)の中には、有害無益なものが多々ありますが、中でも最も有害といえるのが、悩むことのすすめです。「みんな、若い頃は大いに悩んだものだ。みんな、悩んで大きくなったんだ」というセリフを、皆さんもどこかで聞いたことがあるでしょう。

結論から言えば、悩むことに何の利益もありません。悩んでいる間、物事は一歩も進まないのですから、自分自身に対しても、社会に対しても、役立つことは全くありません。悩む暇があったら、解決のための方法を一生懸命に考えることです。また、悩むのは頭が悪い証拠ですから、ふだんから数学や外国語の勉強などをしっかりやって、頭の性能を向上させる努力をしておかなければなりません。

また、人はなぜ悩むのか、その根本原因は、「暇」だからです。(笑)暇人はよく悩みます。それは、暇だからです。一生懸命に取組まなければならない仕事や勉強がある人が、それに真剣に取組んでいるとき、「どうしようかな~」と悩むでしょうか?悩むのことが多い人は、仕事や勉強に集中して取組んでいないのです。自分のやるべきことに没頭すれば、悩みは全くなくなります。

このように、悩むことは時間の浪費でしかありません。では、無責任に「悩むこと」をすすめる大人がいるのはどうしてでしょうか?それは、彼らのレベルが低いからです。レベルの低い大人は、前途有望な若者を見ると、心の奥底で嫉妬します。そして、いかにも若者を理解しているようなふりをしながら、若者の成長を阻害するような発言をするのです。前途のある若い人たちは、こうした大人のアドバイスめいたものには、とりあえず聞いたふりをし、心の中で無視しましょう。自分の周りにいる大人が、全て自分の成長を喜んでくれると思ってはいけません。

最近、「悩む力」とかいう本を出した大学教授がいるようですが、こんな本、読んではいけません。人生アドバイス本の類は、著者の金儲け以外の意味を持ちません。皆さんに考えて欲しいのは、この「悩む力」という本が、100年後も読みつがれているかどうかということです。真に読む価値のある本とは、時代を越えて読まれる本、すなわち古典です。「悩む力」なんぞを読む暇があったら、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」を読みましょう。ついでに、勝間和代の本などを読んでやる気が出た~なんて言ってる若いサラリーマンもいけません。そんなやる気など、読んだ翌日には消えているでしょう。人生アドバイス本など読んではいけません。時間の無駄ですよ。

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2008年12月21日 (日)

どうして大学に行くのか? (若い人たちへ1)

今日から、「若い人たちへ」というカテゴリーで、いくつか文章を書いてみたいと思います。中学生~高校生、または大学生、若い社会人の方に身近なテーマについて、簡潔にお話します。

第1回の今日は、「どうして大学に行くのか?」というテーマです。

みなさんの中には、なんとなく大学に行くような雰囲気だからといって、自分の将来のことをあまり考えることなく受験勉強をしている人や、すでに大学生になってしまった人がいるでしょう。

この問題を考えるには、「大卒の人」と「高卒の人」の違いを見ればよいのです。

いま、ある会社の社員2人を考えます。Aさんは高卒で入社、Bさんは大卒で入社し、年齢は同じで、仕事の能力もほぼ同じとしましょう。この二人の違いはどこに現れるでしょうか? それは、いまやっている仕事を、より上の次元から考えられるかどうかという点に現れます。高卒のAさんは、目の前の仕事を一生懸命にやりますが、「その仕事は実は必要ないのではないか?」という発想が浮かびません。与えられたことを疑いもせずやるだけです。これに対して、大卒のBさんは、「もしかするとこの仕事は必要のないもので、他にやるべきことがあるのではないか」と考えることができます。

この差は、大学4年間に、仕事と直接関係のない勉強をしたことによって生まれるものです。人から言われたことをやるだけの仕事に満足できないと思う人は、大学に行くべきです。

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